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いきいき生活を楽しむ
by vlch2005
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食について

食について

大変な健康(食)ブームです。個人個人での個別な問題点もあるでしょうが、すべてに共通する基本的な問題を明確にすることが大事だと思います。
第一に食べ過ぎ(カロリーオーバー)の問題です。そして、第二に脂肪過多の食事ではないでしょうか?

【こんなに変わった私たちの食生活】
私たちの食生活は、従来ご飯を中心としたものでしたが、その後ご飯を食べる量が減って、肉などの畜産物や油脂類を食べる量が増えました。
この結果、昭和40年代後半には、ご飯を中心とした伝統的食事に、畜産物や果物などが加わった健康的で豊かな食生活が実現しました。いわゆる「日本型食生活」です。
しかし、その後も畜産物、油脂類を食べる量が増加した結果、最近では食生活のバランスがくずれ、特に脂肪のように取りすぎなどによる生活習慣病の増加が懸念されるようになってきました。

〇食生活の変化
昭和21年/ 昭和50年/ 平成9年
供給熱量
1,448Kcal/2.517Kcal/2,638Kcal

60.2%/ 34.0%/ 24.7%
畜産物
0.5%/ 10.2%/ 16.5%
油脂類
0.2%/ 10.9%/ 14.4%
小麦
9.7%/ 12.6%/ 12.4%
魚介類
2.5%/ 4.7%/ 5.0%
その他
26.9%/ 27.5%/ 27.0%
(以上農林水産省HPより)

〇食生活の問題
① 供給熱量の増加:比較があまり適切ではないかもしれませんが、戦後50年近くでほぼ倍になっています。
② 油脂類の増加:昭和21年において0.2%であったものが、平成9年ではなんと14.4%と増加しています。
日本の食生活は世界の国々から注目されるほど非常に栄養バランスが良いといわれていました。
しかし、最近では栄養バランスの一つの指標であるPFC(蛋白質、脂質、炭水化物)エネルギー比でみると、エネルギー摂取に占める脂質の割合が適正とされる20~25%を超え、問題になっています。

結果、・30歳代の3人に1人は肥満といわれる状況を作り出してしまっています。
・ また、食生活が変化したことにより、食習慣と深い関わり合いのある糖尿病の患者数は,昭和62年に109万人だったのが、平成8年には218万人と2倍以上に増加しました。さらに、現在糖尿病の疑いのある人などが1370万人とっ推定されています。

飽食とかグルメの時代とかいわれて久しくなりますが、もうそういった食生活を見直す時期だと思いませんか?
食べすぎ、脂質の取りすぎは、食料資源のムダになります。そのうえに成人病になって、膨大な医療費が発生することになってしまいます。


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by vlch2005 | 2006-02-20 15:04 | 生活について
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